皆さんこんにちは、Hisaです。今回は私が好きな番組の1つ、「キョコロヒー」について解説します。是非目を通して頂きたいです。
キョコロヒーの基本情報
まずは、「キョコロヒー」の基本的な情報についてまとめていきます。この番組はテレビ朝日で毎週月曜日の夜11時45分～（地域によって異なるとは思いますが）に放送されている番組で、Tverでも見逃し配信を視聴することができます。私は基本的にTverを使って観ています。
この番組は、日向坂46に所属する「齋藤京子」さんと松竹芸能所属のお笑い芸人「ヒコロヒー」さんの冠番組となっており、2人の名前を混ぜて「キョコロヒー」となっています。小さなスタジオに2人が座り、ゲストがいない場合はアナウンサーもおらずに2人のみで番組が進行されていきます。基本的にはトークとVTRで構成されている30分の番組になりますが、たまに豪華ゲストが登場したりと毎週見ていても飽きないような番組構成になっています。
みなさんは「バラバラ大作戦」という言葉を知っているでしょうか。「バラバラ大作戦」はテレビ朝日の深夜のバラエティ枠で「地上波の枠にとらわれない多角的な展開」をコンセプトにしています。詳しくは調べてもらえればよいのですが、深夜2時～3時に色々なバラエティ番組を試しており、私自身もどんな新しい番組が出るのか、どの番組が生き残っていくのかを常に注目しています。
「キョコロヒー」もバラバラ大作戦によってできた番組です。2021年から始まった番組で、当時は深夜2時台に放送されていました。そんな中、番組が好調で「バラバラ総選挙」という投票企画で多くの票が集まったことなどから、どんどん早い時間に放送されていくようになり今では「バラバラ大作戦」から昇格し、シンプルにテレビ朝日のレギュラー番組となっています。放送時間の変遷などの歴史について詳しく知りたい人はネットで調べてみてください。
2人の絶妙なバランス、距離感
ここからは番組の個人的魅力について述べていきます。まず1つ目の魅力は「2人の絶妙なバランス」です。私は番組開始当初、「アイドル」と「お笑い芸人」が2人で番組をやるということになかなかイメージができませんでした。20代前半で今を時めくアイドルの齋藤京子と30代前半でテレビ露出が徐々に増えてきた芸人のヒコロヒー。私はヒコロヒーさんのことを面白いなと思っていたので、キョコロヒーを見始めたのですが、どんな番組になるのか見当もつかなかったです。
しかし、この組み合わせが面白いんです！仲がとても良いわけでもなく、かといって険悪な仲でもない、微妙にすれ違うかんじが観ていて面白いです。齋藤京子さんの良い意味でアイドルらしくない雰囲気や言動に対してヒコロヒーさんがツッコミで笑いに変えていく。この構図が安定しているからこそ番組が続いているのだと思います。
そして、個人的には2人とも「出しゃばり過ぎない」という点があるからこそ、見やすい番組なのかなと感じています。皆さんはテレビ番組を観ていて「この人前に出すぎじゃない？」と思うことはあるのではないでしょうか。もちろんそれが悪いというわけではなく、それはそれで面白いのですが、そういうシーンを見ていると良くも悪くもドキドキします。
キョコロヒーは落ち着いて観れる番組なのかなと思っています。ヒコロヒーさんはガンガン前に出てというより、俯瞰してツッコんで笑いを取ったり、トーク力の高さで笑いを取るというタイプだと思っています。なので、めちゃくちゃ空気を読める芸人なのかなと個人的には感じています。そのため、「ハズす」ことがなく、安心して観れます。だからこそ、テレビ露出も増え人気があるのでしょう。
齋藤京子さんもガンガン前に出るタイプではないと思っています。割と天然なところはあるのですが、比較的俯瞰して物事を視るタイプなのかなと感じます。喋り方も淡々としていますし、声も低めです。キャピキャピした感じが全くなく、ありがちなアイドル像とはかけ離れた雰囲気を持っています。とにかく魅力的な人なので、次は齋藤京子さんについてまとめます。
齋藤京子のタレントとしての面白さ
この番組を観始めるまで、齋藤京子さんのことを名前くらいしか知らなかったのですが、今ではファンになってしまい、日向坂46の楽曲も聴くようになりました。
彼女は天然さを持ちながら妙に冷めている、落ち着いているという点が魅力的です。頭が良いのか、良くないのか未だによくわかりません（笑）。冷静な視点からツッコむこともあれば、天然な発言をすることもあります。また、ゲストに来たランジャタイに対して「合わないな」といった表情をわかりやすく見せるような素直なところも好きです。
彼女は少人数の番組で活きるタイプなのかなと思います。「上田と女が吠える夜」や「トーククイーンズ」などの大人数でトークする番組では「不思議ちゃん」みたいな扱いをされて終わりそう。それはそれで良いし、十分爪痕を残せるような実力はあるようにみえます。ただ、たしかに不思議ちゃん的な要素もあるのですが、冷静に面白いことを言ったりするお笑い能力を世間の人たちには見てほしいですし、そこが彼女の一番の魅力だと思っています。
なんというか、つかみどころがない頭が良いのか悪いのかわからない、変なアイドルだと自分は認識しています。とにかく、バラエティ能力は高いです。また、歌が上手く「千鳥の鬼連チャン」で活躍したり、「THE FIRST TAKE」に出演するなどアイドルとしての能力も高い。それに、言い忘れていたけど普通に可愛い。めちゃくちゃかわいいし顔小さいし、顔も好き。加えて、写真集も出しているほどにスタイルも良く、言うまでもなくアイドルとしての人気も高い。既に評価されてるけど、もっと評価されてもいいと思っています。今後、色んなフィールドで活躍していってもらいたいです。
齋藤京子 公式ブログより
秀逸な企画力
ここまでは「齋藤京子とヒコロヒー」の魅力について述べてきましたが、ここからは番組としての魅力を語っていきます。キョコロヒーの企画はオリジナリティあふれるものが多い印象です。しかし、正直言って企画のタイトル名だけでワクワクするといったタイプではないです。水曜日のダウンタウンやテレビ千鳥などはそっち側ですが、この番組はトークもありつつちょっとした企画もありつつといった構成なので、番組に合った面白い企画をしているイメージです。
実はこの番組が始まった当初は「ダンス番組」というコンセプトでした。なので毎回ダンス関連のVTRや企画があったのですが、観ている側としても「ダンスにこだわる必要ある？なんでダンスなの？」と思っていました。今では「トークバラエティ」として、ダンス番組ではなく幅広い企画を取り扱っています。
印象深い企画がいくつかあるので3つほど紹介していきます。1つ目は「takahiro先生によるダンス解説」。坂道系アイドルを中心とした様々なアーティストの振り付けを担当しているtakahiro先生（EXILEのTAKAHIROさんではないです）。彼が韓流アイドルのDance Movieや日向坂のライブ映像を観ながら熱血解説するというVTR企画。とにかくキャラが濃い面白い人で、アツくダンスを解説してくれます。シンプルに笑えますし、ダンスについても詳しくなれるので好きです。
2つ目は、「スタッフとのライントークから有名人を当てる」企画。番組スタッフと有名人がラインをし、そのトークを観ながら有名人が誰かを2人が当てる企画。そして、正解発表の後にはその方がゲストとして登場してくれます。クイズとしても面白いですし、正解の人を当てるための2人の掛け合いも面白いです。
3つ目は、「いじわる選手権」。日常生活での「嫌味な発言」に対して、どんな返しをしたら相手に仕返しをできるのか、いじわるをできるのかを考える企画。テーマに対して2人がそれぞれ案を考え、それを太陽の小町というお笑いコンビの「つる」さんが採点します。彼女はヒコロヒーの同居人で「いじわるの天才」と番組内では言われています。
他にも色んな面白い企画があるので、是非番組を観ていただきたいです。
予想できないキャスティング
最後に、ゲストのキャスティングについて述べていきます。この番組のキャスティングは、幅が広いです。先ほど紹介した企画の中でダンサーのtakahiroさん、太陽の小町のつるさんが登場するというお話をしました。この2人の世間での認知度は今のところそこまで高くないように感じます。それにもかかわらずおもしろい。つまり、人気や知名度に関わらず番組を面白くするためのキャスティングをしているように伝わってきます。実際、一般の方に来てもらって何か企画をするということも多いです（オリジンの社員さんや双子同士で結婚した人など）。
逆に、超豪華な人が来る、VTRで出演するといったケースもあります。W杯のときには本田圭佑さんからメッセージをもらったり、WBCのときには古田敦也さんと松坂大輔さんにメッセージをもらっていました。その他にもROLANDさんや藤原紀香さんなどもゲスト出演したことがあります。このように、幅の広いキャスティングがこの番組の強いところにも感じます。
まとめ
以上で「キョコロヒー」の魅力解説を終わろうと思います。ほんとうはまだまだ言いたいこともあるのですが、これ以上書くのも面倒なのでこの辺で終わります。とにかく、まだキョコロヒーを観たことのない人は是非1度観てほしいです。YouTubeにもテレビ朝日公式チャンネル「動画、はじめてみました」で定期的に未公開シーンがアップされたりしているのでそちらから楽しむこともできます。
ということで終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました！！
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